神山町は全体面積の約85%が森林で、大部分が建材として活用するための杉やひのきで構成されています。しかし、町の人口減少や木材の価格低迷など林業を取り巻く環境の変化により、林業の担い手が減っており、手がつけられていない山が少なくありません。
手つかずの山が増えると、鮎喰川の水の減少、鳥獣被害の拡大や、土砂災害の危険が高まるなど暮らしへの悪影響が出てきます。
そこで、神山町では山をよりよく将来に残すため、森林ビジョン(仮称)を作成し、今後、山と向き合っていく予定です。
山は町に暮らす全ての人の生活に多くの面から影響を与える言わば社会資本の様な性質があり、広い視野から森林ビジョンを検討する必要があると感じました。
森林ビジョン作成に向け、引き続き、ご協力をよろしくお願いします。